もっと深く、深く tiffその4

『起爆』
『FORMA』観てきました。

『起爆』はパンフレットの作品紹介見て、もう、絶対観たい!!と思ってた作品。
韓国の現代社会だけでなく、爆発しそうな気持ちと、でもそれを抑えようとする気持ちの揺れ動きが表現されてた。
監督が『もう自分の中の表現できるものは出しきってしまった。今はからっぽ。』とおっしゃっていたのが印象的。

『FORMA』はただただ衝撃的。
人間、とくに女性の、目を背けたくなるような醜さを
これでもかと見せつけられる。
いやあ。観るのきつかったなあ。
でも、ただ不快なんじゃなくて、いい意味で心になにか引っかかってる。
作るのに6年かかったって監督が言ってたなあ。

大手の映画会社が制作にかかわってない作品は、制作するのが本当に大変なんだなあって改めて感じた。
何年も何年もかけてつくって。
その情熱ってすごいなあ。



なんだか、私はまだまだ浅いなあと感じるのです。
もっともっと読み取れるようになれるはずだと思うし、もっともっと踏み込んだ考え方ができるはず。


私は映画監督ではないけれど、
私ももっと人間の本質を知りたい、理解したいと思う。
映画監督でなくても、私なりの方法で、その自分の気持ちに答えられるはず。