自己肯定できない女がアイドルファンになった話【追記あり】

自己肯定できない女がアイドルファンになった話。


ここ2,3ヶ月の私のお話。


私は乃木坂46にどハマりしてました。
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(乃木坂46の主な選抜メンバー)



結成当時から注目していましたが
本格的にハマったのは、私の友人も知らぬ間に乃木坂が大好きになってたから。
ふたりで乃木坂ヲタへの階段を登り始めちゃったわけです。
赤信号、皆で渡れば怖くない的なね。

冠番組は欠かさず見ながら録画。それを何度も見たり。
ライブも行ったし、握手会も申し込んだ。
可愛い可愛いメンバーの画像収集も。
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(あまりに沢山になってしまったので、乃木坂46専用画像ファイルまで作ってしまいました)


どこか虚しさと、いいのかなー?って疑問を持ちつつも没頭没頭没頭。


今、振り返ってみると
その虚しさや、いいのかなー?っていうのの正体が少し解る気がする。

可愛くない、好きじゃない自分、それが嫌な自分。コンプレックスの塊である自分の理想を
可愛い可愛いアイドルに投影したというか。

理想の自分を見ているような感じだったのね。
可愛くない自分ができないことを、可愛いアイドルちゃんたちにやってもらおうというか。

だから結局、乃木坂好き好きっ!って没頭すれば没頭するほど
自分を傷つけてるようなもんだったのかも。
自分の人生を放棄して、他人に歩いてもらってるようでもあった。


もちろん、アイドルファンの女の子にもいろんなタイプがあって
アイドルを『参考資料』や『肥料』のようにできる子もいる。
メイクや髪型服装をマネするだけじゃなく
内面的な可愛さも参考にしてる子もいる。

そういう女の子たちは、私には歪みない真っ直ぐなファンに見えて
そういう女の子たちまで可愛いなあって思った。



なんだか私は、すごく、誰もが認める『可愛い』になれないなら
もういいや、って諦めてた気がする。

アイドルの女の子たちですら、私はすっごく可愛い!!!って思う子でも
他の人は『えー、そんな可愛くないよー』って言うこともあるし
もちろんその逆もある。
アイドルみたいな女の子は好きじゃないって人もいる。

『可愛い』の定義って当たり前だけどない。
でも、なんだか私が思っていたより、その幅って広くて すごく多様なのかもしれない。
可愛いは、行動や仕草、内面も関わってくるだろうし。
『どうせ可愛いくなれないならもういい!』って諦めてる私の精神も、可愛くないなあ。


諦めずに、アイドルを『参考資料』『肥料』にできる女の子になりたい、
そうなれるように自分が努力するのならば、まだ、アイドルファンでいる自分を許してあげようと思う今日この頃です。


あっ、そういえば、
自己肯定できてないと、まともな恋愛できないよー
って私の尊敬する人生の先輩(女性)が言ってたなあ。
改めて肝に銘じよう。



P.S.『可愛い』って漢字で書くとドキっとする。
愛することができる、から、かわいい、なのかな。

【さらに追記】
『私は可愛くないから~』を理由に
しない行動、する行動
それこそが可愛くないんだろうなあ。